凡人の経営コンサルタント奮闘記

キャリアなし、専門性なし、コネなしでも経営コンサルタントになれる!

経営コンサルタントになることのメリット

こんにちは!現役経営コンサルタントのケンです。

 


このブログでは経営コンサルタントへの転職をテーマにご紹介していますが、

転職活動は人生を左右する大きな一つのイベントです。

 


「そんな簡単に転職には踏み切れない」

「転職するとしても、実は今の仕事を続けたほうが良かった、と後悔するのでは」

「コンサルへの転職は本当に自分の人生にプラスか?」

など不安に思う方もいらっしゃられるかもしれません。

 


私自身、元は事業会社から経営コンサルタントに転職した身として、

この転職は”間違いなく良かった”と思っています。

 


そこで今回は、そのように感じている理由、経営コンサルタントに転職することのメリットをご紹介します!

 


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-コンサルに転職するメリット-

①顧客の課題解決に貢献できる

 

これは少し教科書的な回答かもしれませんが、コンサルの仕事は顧客が自分自身で対応できない課題の解決を支援することです。


場面によっては高稼働(長時間勤務)が続き苦しい時もありますが、プロジェクトに区切りがつき、仕事の成果が形になった時の達成感、顧客から感謝の言葉を頂いた時の満足感は、少なくとも私の事業会社時代の経験より数段強いものです。

 
経営コンサルタントは基本的に提案からプロジェクトのデリバリー(実行)、逐次の顧客とのコミュニケーションまで、一通りを経験することができます。

(管理職は提案に、スタッフ層はデリバリーに重点を置く、といった比重の違いはありますが)

 
事業会社のような提案や顧客とのコミュニケーションは営業マン主体、導入や納品は現場部門といった分業はあまりありません。

 
また経営コンサルタントは間接部門的な仕事も原則はありません(プロジェクト管理などのマネジメント系の仕事はありますが)。

 
ですので経営コンサルタントになれば顧客の課題解決を自分の力で支援していることが実感できる」というのは大袈裟ではなく、コンサル転職に興味を持たれている皆さんに声を大にしてお伝えしたいです。

 

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-コンサルに転職するメリット-
-②自分のレベルアップに繋がる-

 

経営コンサルタントは決して楽な仕事ではありません。

定められた納期内に、顧客からの高いプレッシャーを受けながら、レベルの高い同僚と切磋琢磨しつつプロジェクトを遂行する、これは身体面にも精神的にもタフだと思います。

 
しかし裏返すと、自分自身を成長させる非常に恵まれた環境だと思います。

 
ビジネスマンとなった以上、常に自分を成長し続ける必要があるのはどの業界、仕事も同じだと思います。

 
しかし経営コンサルタントは企業の中枢である「経営」の「プロ」であることが求められます。


目まぐるしく変わる社会の情勢やビジネスの環境、次から次へと出てくる課題の解決手法としての経営メソッドやテクノロジー等をインプット(学習し自分のものとする)し、

決して杓子定規ではなく顧客の個別事情を踏まえた最適な解を出す・実行を支援する、

そうして顧客、主に経営層を満足・納得させることが経営コンサルタントには常に求められます。

 
どれ一つとして同じプロジェクト等なく、毎回が新しい発見や問題との直面に溢れています。

 
そうした経験を濃い密度で積むことができるという意味で、一般的な事業会社よりも短期間で成長できる可能性は非常に高いと思います。

 

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-コンサルに転職するメリット-
-③キャリアの選択肢が広がる-

 

経営コンサルタントは人材としての能力、スキルの高さや経験値などから、「即戦力の人材」として事業会社の中途採用の対象として人気があります。 


特に今後事業の拡大や変革を図ろうとする会社や、今まさに成長真っ盛りのベンチャー企業などの会社が経営コンサルタントを自社内に取り込み、

その成功の確度を高める、という目的で経営コンサルタントに声が掛かりやすいのだと思います。

 
経営コンサルタントのキャリアは単純に言ってしまえば2パターン、つまり「生涯経営コンサルを続ける」か「別業界へ転職する」かです。

 
前者でコンサルの道を極めるも良し、後者で別の道へ進むも良しです。

 
経営コンサルタントになってから別業界への転職は、自分の強みを認識して、適切なフィールド、タイミングを見計らえばさほど難しいものではありません。

 
また元々転職が多い業界ですので、転職することで「キャリアに傷が付く」といった心配もあまり必要ないと思います。

 
そもそも「より良い条件の仕事を探すため」に転職者数が右肩上がりで増え続けているこの時代、自分のキャリアを描き行動することはビジネスマンとして必須でないかと思います。

(誰しもが転職すべき、という意味ではなく自分の目指すキャリアを実現するのに転職が最適な場合は転職すべし、という趣旨です )

 〈※参考:総務省統計 「増加傾向が続く転職者の状況」

 
よって、経営コンサルになった後のキャリアの選択肢は幅広くありますので、

「もし経営コンサルタントになっても向いていなかったらどうしよう」などとあまり不安になる必要はないかと思います。

  

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-コンサルに転職するメリット-

④収入アップが期待できる

 

経営コンサルタントと一口に言っても細かく分野は分かれますが、往々にして経営コンサルタントの年収は高い水準にあります。


スタッフ層(非管理職。アナリスト、コンサルタントなど)でも1000万円オーバーが狙え、

管理職にもなれば1500万円〜2000万円に到達するファームもあります。

 
例えばスタッフ層は概ね20代〜30代ですが、全業種で見ると同年代の平均年収が350万円〜450万円程ですので、コンサルの年収は相対的に高いと言えるかと思います。
参考: CAREER PICKS「コンサルタントの平均年収」

参考:DODA「世代別平均年収」 


元々どの業界、どの会社にいたかで比較対象は変わりますが、経営コンサルタントに転職して年収が下がる例は稀、概ね年収は上がると思って良いでしょう。


私自身も初めの転職では事業会社時代より年収は30%程度増となりました。

その後昇格や再転職(コンサル→コンサル)により、今は当時の同期より倍近い年収になっています。

 
もちろん収入が全てではありませんが、収入に余裕があれば、生活のクオリティ、人生に対する満足度が一定度上がるのは間違いないと思います。

 

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ここまで経営コンサルタントになることのメリットをご紹介してきましたが、

「メリットばかりだから、皆コンサルになりましょう!」とは当然言いません。

 
経営コンサルタントになりたい」

「自分のキャリアを切り開きたい」

「もっと稼ぎたい」

など清濁問わず、経営コンサルタントに興味がある方”は是非目指してみてください


コンサルをやってみる価値、必ずあるかと思います!
それではまた!